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東方求聞史紀 ‾Perfect Memento in Strict Sense.
ジャンル: 単行本 ISBN: 4758010633 レーベル: 一迅社 メーカー: 一迅社 ページ数: 166 発売日: 2006-12-26 出版社: 一迅社 スタジオ: 一迅社 この商品を買った人はこんな商品も買っています 関連するかもしれない商品(楽天市場) 読み込み中...
レビュー カスタマーレビュー 明日はわが身 少なくとも、普通に読んで普通に面白い本ではない。 基本的に他人事として描かれ、既出設定にも生気がない。 (これは神の視点を持たない阿求が弾幕ごっこの輪の外から、全てを俯瞰的に記述しようとした事のしわ寄せである) ほどよいサイズで情報が小分けされているので、設定語りするための設定本としては便利だ。 ゆえに絶賛する人もいる。 しかし、二次創作をするなら、書籍文化帖を精読して、本家東方のLunaticにチャレンジした方が 生の感触と有意義なインスピレーションを与えてくれるだろう。 さらに、阿求が弾幕仲間ではない、妖怪と対立的な立場、という二点が手に手を取って予定調和に反逆する。 (そして、全面的な上から目線と、脈絡のない皮肉が彩りを添える) 今までの東方シリーズのように神主節が対話の中で「身内同士のじゃれ合いで飛ばす皮肉」になっている時は微笑ましいが、 本書のように「一方的に飛ばされる皮肉」では刺々しさが先行して、読者を引かせる要因になってしまっている。 率直に言えば、初心者お奨めというのも?が付くが、原作ファンにお奨めとはとても言い難い。 だが、時期的に予想されたWin三部作のリセットと考えると、理不尽なようでも納得できる、かもしれない。 そうは言っても、煮ても焼いても食えないのは困るからどうにか料理したい、という向きもあるだろう。 ならばこれも何かの縁と前向きに考えて、 弾幕ごっこに混ざれない阿求のじくじくとした呟きを 空模様の悪い日などに、じくじくと嘗めるように賞味してみてはいかがだろうか。 有名な東方絵師の方々が寄稿している挿絵は文句の付け所無く素晴らしい。 CDもFM音源のクセが有るため取っつきにくいが、夜の〜など良い曲だと思う。 初心者お断りレベル 東方プロジェクトのゲームをはじめたばかりの方は購読しないほうが良いと思います。 命令形ではありませんが、しても楽しめません。 この本はキャラクター背景及びストーリー等、STGとは関係ない部分を補うものとなります。 その部分を深く掘り下げたいと思う方には最適で、とても満足行く作品でしょう。 少なくとも私は大満足でもっと高くても購読しても良いと考えます。 最後に書き足しますが、興味本位で買っても理解できません。 何かに例えるとインターネットをはじめたばかりで、TCP/IPの専門書を購読しても 全く理解できないのと同じです。 本当のファンで東方が好きな方に手にとって頂きたい一品です。 ゲーム(STG)とストーリーの部分では楽しみ方が違います、そのことを理解してください。 何度も書きますが、「東方の全てを知りたい」「色々な事に興味津々」「もっと深く理解していきたい」 と言う方にお勧めです。 公式本だが全て正しいわけでもない ゲーム、動画、漫画などで「東方」を知った人が、より作品世界にと踏み込んでいく最初の一歩として最適の本かと思います。そういう前提もなく、ただ今話題だからといきなりこの本から「東方」にと踏み込もうとすると、おそらく挫折してしまうのではないですかね。 もっと詳しく東方のことが知りたい。 その欲求が生じた時に初めてこの本は有用かつ、面白いものにとなるでしょう。 実際、東方の好きな人は大抵この本を読んでいて発言のベースにもしています。基本情報が必要最低限たる東方の、貴重な公式本ですからね。ただこの「東方求聞史紀」は劇中の登場人物視点での本、ということになっているので、そのあたりを理解せずに発言すると恥を、顰蹙を買ってしまうかもです。 例えるなら、そう−−「同人本」。 そういう作品なのだということを念頭に置き、ネタをネタと理解して「あのことをこう書くか!?」等々ツッコミをしながら読むのが、おそらくこの本を読む際の正しいスタンスかと。作品世界をより広げる、それが間違いなくこの本の役割でありその実感は読後に確かに得られる筈で、故にそれを求めている方に迷わずお勧めしておきます。 ゲームをやってから読むか、やる前でもいいかどうか正直微妙 ゲームやってから買った方がいいか、ゲームやる前に読んでも楽しめるかどうかは正直微妙ではあると思います。 確かにやってから読んだ方がより面白く感じるとは思います。ちなみに私は全部ステージクリアしてはいませんが、紅魔郷〜永夜抄まではプレイしてから読みました。けど、この本自体は東方の世界を描いたいわば設定資料集なので、攻略本ではありません。(作者もこの本に書かれていることはゲームでは全く必要のない知識だと書いてますので)だから正直ゲームやったからといって、何か得することといえば、キャラクターの名前と絵を見て、「ああ、そういえば、こんなやついたな。」とか、「ああ、あの攻撃ってそういう能力を表現しているのか」って感じる程度です。 正直この本の内容自体がゲームの舞台となった幻想郷のことやキャラクターの特徴などはじめて知る内容ばかりです。だから、逆にゲームを全くプレイしてなくて、ただなんかの機会で東方を知って「東方ってなんだろ?」って思った方はこの本をいきなり読めば、「へえ、こんなキャラクターがいるんだ」とか、「幻想郷ってこんなところなのね」という風に興味を持って読めると思います。その上で、実際にこのキャラクターにゲームで会ってみたいなって思った方はゲームの方にも手を伸ばしてもいいんじゃないかなって感じました。 後、具体的な内容ですが、設定集というよりは幻想郷のガイドブックみたいな感じで書かれています。ちょっとガイドブックにしては内容が薄く不親切な気もしますが、読んでいて楽しませてくれます。チルノが何故馬鹿と呼ばれているのか、とか、幻想郷にある色々な名所とそれらがどのくらい危険な場所かも大まかに書いてありました。正直、「こんな場所とかあるんだ」とかゲームを一回やった私でも初めて知る設定が多いです。キャラクターの設定もゲームやったくらいじゃ知る由もない設定が多いです。境界線を操る能力とか、全てを破壊する能力とか、正直チート過ぎる能力をもったキャラが多いです。逆にこの本を読んだ後にゲームをやれば、「なるほど。あの能力はこんな風にゲームでは表現しているのか」という風に驚きやちょっとした発見が味わえて面白いとは思います。 ただ読んでいて思った感想は、東方自体が日本の伝統文化や風習になぞらえていた部分が多くてちょっと現実味があったような気がしました。鬼が豆や鰯、柊に弱いとか、この辺は現実の風習をうまく使っているなって感じました。逆にちょっと感じた不満はせっかくガイドブックを書くつもりで書いているのだから、幻想郷の具体的な地図とかは描いてほしかったと思いました。場所の名前が解っていても位置がわからないんじゃあ、ちょっとガイドブックとしては不親切だろうと思いました。 とりあえず読んでみると、幻想郷はひょっとしたら我々現代人には手の届かないどこかにあって、そこでは我々の知る架空上の生き物がそれぞれの生活をしていて、更に不可能だとわかってはいるんだけど、行けるなら行ってみたいと思わせる、そんな一冊に仕上がっていると感じました。 設定資料集としてのレベルに達していない 公式設定資料集と言うからには、身長、年齢、体重、血液型、B.W.H.、出身地、瞳の色、髪の色、服装等が事細かに記載されているのかと思ったのですが、全然そんなことはないです。 東方シリーズ全部知っていて、キャラ設定も全部熟読してる人なら読んだらいいかもしれませんが、たかが追記にしちゃ高すぎる値段。 特に痛いのが、各ゲームごとに変わるキャラの服装や髪型の詳細画像がないことですね。これは、設定資料集としての最低ラインすらクリアしてないのでは?仮にも「公式」設定資料集なのに、これには幻滅です。 服装を全網羅とはいかずとも、最低限後ろ姿の絵は載せて欲しかったですね。これでは資料にすらならない。 ZUN氏は文花帖の際にもアンソロジーらしくないものを目指していたらしいですが、変な方向に突っ走る前に、押さえるべきところは押さえとおいて欲しいですね。 最低でも索引は付けて欲しかったです。 目次にもキャラ毎のページ番号が記載されていない為、キャラ探すのに非常に苦労します。 各キャラの他媒体との矛盾点についても色々言われていますが、それについても「幻想郷の一住人が自分の主観で書いたものだから多少の矛盾はあってもしょうがない」とかいうまあ、何の言い訳にもならないような一文が添えてあるだけです。 文花帖時になかった羽根の描かれている射命丸、 花映塚時よりも身長が低めに描かれている四季映姫、 アリスは元人間で魔法の糸で人形を操っている。 ここら辺色々と色々と矛盾が生じてるらしくて東方界隈じゃ口論の種になってたりします。無論結論なんて出るわけがないのですが。 ちなみに、この稗田阿求の語り口はかなりキモいというか寒いです。本人はこれが格好いいと思ってるんでしょうが、この語り口のおかげでいらいらさせられてなかなか読み進むことができません。 |
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