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ジャンル: 単行本
ISBN: 4163246908
レーベル: 文藝春秋
メーカー: 文藝春秋
ページ数: 447
発売日: 2007-08
出版社: 文藝春秋
スタジオ: 文藝春秋
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レビュー


カスタマーレビュー

ユンデミルAverage rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
まあ期待通りというか予測した範疇での完結でした。
どんでん返しを期待して読み進めると、意外な結果に・・・
その先は、『ヨンデミル』

遊び心満載のメタミステリAverage rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5Average rating of 3/5
何年か前に話題になった作品ですが、今年の秋に豪華キャストで映画化されるということで
手にとってみました。

クローズドサークルもので、様々な名作ミステリーへのオマージュも満載ということで、
「ミステリ読み」の注目を集め、解釈議論で結構エジキになっているところもありますが、
私は個人的に面白いと思いました。

高額な時給でとある実験に参加するというバイトに応募した12名が、謎の閉ざされた実験施設「暗鬼館」に
閉じ込められ、やがて主催者の思惑通り殺人を繰り広げる羽目になるという構図は、設定の意外性や目新しさが
重視されがちな昨今のミステリ界において、久々に王道回帰した作品が読めるという期待感を持たせてくれます。

そして、設定(前提)をベースに、ホームズ以来の帰納、演繹、消去法を使って犯人を絞り込みながら、
メタミステリ的な視点で犯人を特定していくくだりは、古くからのミステリファンの好奇心をかき立てます。

前提との矛盾、動機の弱さといった指摘があるのも事実ですが、作者は初めからそのあたりは目をつむって、
遊び心でガジェットを散りばめ、楽しみながら書いているように思います。


たまには頭を捻りながら作者と推理比べをしてみたい。そんな人にお勧めの一冊です。


サービス精神に大満足ですAverage rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
自分はライトなミステリー好きなのですが、
冒頭の謎のアルバイト募集から、第一の殺人が起こるまで一気に引き込まれてしまいました。

その後の殺人なんて起こるわけもないと言いながらおこる連続殺人に
やっぱりなぁと思いながらも、なんでだろうと思わずに入られませんでした。

登場人物たちのどことなく抜けた会話にも楽しみながら、
読みやすい展開に大満足の一冊でした。

結末はちと残念Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5Average rating of 2/5
ここまで面白く書き上げたんだから、「え゛〜!?」という結末を期待したのですが。
今ひとつだったですかね。
特に必死に計算をする下りは陳腐です。

ただ映画化されるようなのですが、平山あやと綾瀬はるかはドンぴしゃなキャストだと思います。
ミステリ絡みのマニアックなエピソードも削ぎ落として分かり易くしてくると思われ。
むしろそっちに期待、かも。

さくさく読める。Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
毎度ご好評(?)の、通勤電車で誰かさんが読んでいる本を読んでみたシリーズ。

知人にこの作家の「ボトルネック」を勧められ、読んだけど読後感が悪いなと感じたばかりで、
でもこの作品は映画化、なんて話もあり意を決してみた次第。

組み立て方はすごくうまいと思った。
謎のある設定、登場人物の(誰が誰とは明示されないが)それぞれの性格を少しちらつかせるイントロ。細かい設定。
ところどころにちらほら挟まれている、古今東西の推理小説の香り。

全員が死んでしまう設定ではないだろう、生き残るのは主人公だろうし、なんて考えながら読み進む。
残酷だけど誰が死ぬのかどうなるのかなど、さくさく読める。

そもそも最初の設定にあった、主催者側の「興味を引いた行動や言動」へのボーナスは?
一番知りたかったところが(途中はあんなに細かい計算があったのに!)曖昧で、
ちょっとそこは不満。それともあたしが読み過ごしたか?
あとは、残る人が一名と、その理由が終盤あたりでわかっちゃったところまさかの予定調和。

角川シリーズで以前読んだ「嘘神」とか、黒武洋の「パンドラの火花」などのように、
さくさくと読める、エンターテイメント性の高い作品。
きっとそれらが好きな人は間違いなく、楽しめるレベルではあると思う。

さらっと読めた。ごちそうさまでしたー



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