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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
ジャンル: ハードカバー ISBN: 4140814047 レーベル: 日本放送出版協会 メーカー: 日本放送出版協会 ページ数: 352 発売日: 2009-11-21 出版社: 日本放送出版協会 スタジオ: 日本放送出版協会 この商品を買った人はこんな商品も買っています
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レビュー カスタマーレビュー ネット時代の音楽産業の未来を読み解く。 音楽産業の歴史と現状、未来を題材に「FREE」の考え方を学び、その他の幅広い分野にまで関心を寄せて読みました。 ラジオの誕生から、番組の生バンド演奏の隆盛を経て、レコード業界の繁栄した時代、これからのネット時代の音楽産業の方向性が述べられている。 不正なコピー商品が問題視されている中、「本物と偽物」の商品が、市場経済に及ぼす心理的な作用と相関関係についての分析を、とても興味深く読みました。 重商主義から産業革命の夜明けに活躍した経済学者アダム・スミス(1723〜1790)の『国富論』(1776年)、資本主義社会の経済を分析したカール・マルクス(1818〜1883)の『資本論』(第一部1867年)、そして、21世紀のネット時代のビジネスを読み解いたクリス・アンダーソンの『FREE』(2009年)のようにも思える。 「フリー」の応用範囲はちょっと不自由じゃない? たくさんレビューがあるので、簡潔に。 無料がお金を生み出す可能性は極めて小さい範囲に 留まるのでは?という印象を受けました。 ●広告モデル →4マス崩壊が叫ばれ、「じゃ、ネットに」という流れはあるが、 力の弱いサイトがバナーを売ろうと思っても、月額数十万にも満たない。 (それどころか、さっぱり売れないのが現状) 成功例としてのグーグルの話は極端すぎる。 検索エンジンの発明・研鑽に加え、クエリー(検索結果)連動型広告を 非常に良いタイミングで最大限リリースできたからに他ならない。 (誰もがまねできるわけじゃないし、二番手以下は鼻くそ扱いになる) ●試用モデル →アトムの無料サンプルは旧来からある手法。 広告モデルに比べて、一部金払いのよいユーザーに支えてもらう分 まだマシといえなくもないが、たとえばニコ動が黒字化しないのを 見ていると、このフリーの未来派決して明るくない。 (かなり狭い商圏かつターゲットを絞り込めば有効かもしれないが) ●売名モデル →すでにある一定の知名度をもつブランドが「フリー」を導入するのは 一番可能性があるのかもしれない。アーティストがタダでネットで新曲の サンプルをばら撒いて、購買につなげる手法はわかりやすい。 たとえば、ベネトンがモバイルサイトのTOPページをTwitterクライアントに してしまうのもある意味、フリーの実践といえるだろう。 宣伝するための広告ではなく、ツール化することが結果的にその企業の ブランディングにつながったりするのは理解できる。 ただ、こういうケースにおいては、お金を直接的に生み出すわけじゃなく、 あくまで間接的なものではないだろうか。 「フリー」と叫ぶとちょっとカッコよさげだけど、実際にこの概念を 使ってビジネスを生み出すのは思ったより不自由じゃなかろうか、と。 本書は、ネットのビジネス戦略を考える上では必読だと思うので、 心情的には★4つ(限りなく5つ)ですが、生み出すお金の規模を 論理的に比較・検証できていない気がしたので、★3つにしました。 こんなにページ数は要らないのでは? (^^;; フリー 無料からお金を生みだす新戦略を、やっと読破。 ネットの可能性を考えたことのあるひとなら、目新しい内容ではありません。論理的に書くとこうなります、という感じなので、考えの整理や確認には良い本だと思います。 素晴らしいの一言に尽きます 歌手やジャーナリストなどの広い意味での情報産業に関係するすべての人に是非読んでほしい本です。 アトム,物質でできた商品は無料にはならないが,ビット,情報でできた商品はその性質上、コピーが限りなくできてその維持費は限りなく小さくなるので価格はゼロに近づく。フリーにもいろいろな種類があり、それを宣伝に使うのはたいへん有効など、あまりにもいろいろな情報が入っているのでたいへん面白いが息苦しいくらいだった。日本人ではとても書けそうにない内容でした。なおこの本自体が出版と同時にホームページに全文が掲載されたそうです。それでも,これはベストセラーになったとか。時間が惜しい人は本を買うでしょう。 無駄遣いが許されるというのがポイントかな? Web2.0が流行りだした時に「ロングテール」という言葉がもてはやされましたが,著者はこの「ロングテール」の概念を提起した人です.そして,今度はディジタル社会がもたらす新たな経済モデルについて解説しています. 昔から「タダより高いものはない」とはよく言われます.例えば,ファミレスでドリンクバーが無料だとかいうのがこのモデルです.本書では直接的内部相互補助と呼ばれており,顧客は結局メインディッシュの代金としてそのコストを負担することになるというものです.また,民放の番組は無料で見ることができますが,顧客はCMを通してその会社の製品を購入することによって番組制作のコストを負担することになります.これらのビジネスモデルは古くからあるもので本当に無料ではないのですが,コピーに要するコストがほとんどゼロになるディジタルの世の中ではまた別のビジネスモデルがあり得るとのこと. その一つは著者がフリーミアムと名付けるものです.体験版を配って,気に入った人にはお金を払ってもらおうというモデルです.もう一つが非貨幣市場であり,アマゾンのサイトでこのカスタマーレビューを書くような場合です.直接的な金銭的報酬を期待せず,注目されることや評判というものに価値を置いた経済です. 本書では,これらのいろいろなフリーについて事例を交えながら解説しています.私の理解したところでは,ディジタルの世界ではコストがゼロに近くなることで無駄遣いが許されるというのがポイントのように思います.例としては,トランジスタを無駄遣いすることで操作性のよいGUIが実現できたとか,ハードディスクやサーバを無駄遣いすることで世界中の情報を整理するといったことなどです.おそらく著者の言っていることは正しく,これからの世の中によい示唆を与えているのではないかと思います.是非どうぞ. |
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