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瀕死の双六問屋 (小学館文庫)
ジャンル: 文庫 ISBN: 4094082050 レーベル: 小学館 メーカー: 小学館 ページ数: 278 発売日: 2007-09-06 出版社: 小学館 スタジオ: 小学館 この商品を買った人はこんな商品も買っています
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レビュー カスタマーレビュー 教育図書として強力にスイセンします! この本を読んだ多くの方も同じ感想だと思う。正直びっくりした。清志郎の文章のうまさ、その表現の素晴らしさに。角田光代さん、町田康さんのあとがきもよく、文庫版の清志郎のあとがきもとても良い。とにかく改めて清志郎ってすごい才能の持ち主だったんだな〜と。僕自身はこの本がリアルタイムで書かれていたころ、相当に清志郎から離れてしまっていたんでとても悔やまれますが、今頃になって十字架シリーズ買ってるんです!でも清志郎の言うことって全部スジが通ってる。それはもう昔からだけど、だからこそ本物のロッカーだと思うんですよね。いきなりだけど、そんな清志郎がこの国(日本)を嫌いになっていったのも実によくわかる。上から下までセコイ奴ら多いもんね! それで!ここからが大事なんですが! この本はぜひぜひ小学生から中学生くらいの子供に読んでもらいたい!純粋無垢な大人なんていないと思ってる子供たちに読んでもらいたい。絶対世界観変わると思う。本当にカッコイイ生き方ってなんだろう?って考えることができるはず。おれが25年前にRCサクセションに出会って「本当に大事なこと」を見つけたように、何か心に訴えてくるもんがあるはず。だからおれはこの本を教育図書として強力に推薦したい! 清志郎ワールド全開の爽快さ まるで、清志郎のライブのように、変化にとみリズム感に優れている文体と奇妙ででも魅力的な世界。清志郎の歌詞がそうだったように、清志郎にしか書けない個性がキラキラ輝いています。 現実への辛らつさや、ユーモアーもあって、影響をうけた音楽への愛情と寸評もあって、文庫版の解説の角田光代さんも書いていましたが、鋭い言葉の数々。「本当に必要なものだけが荷物だ」「どんな金持ちでも権力者でも朝がくるのを止めることはできないのだ」「中身をみがく方が大切なことなんだ。それは世界の平和の弟一歩なんだよ」「右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ」「もう1度笑うためにはその前に迷惑をかけた人を笑わせてあげないとね」とそして確か「自殺なんかするな。人間いつかみんな死ぬんだ」という文章もあったと思います(うろ覚えですみません)清志郎が2人といないような個性的な存在だったということが、この本からもつたわってきます。 また単行本のして出版された時は、4曲入りのCDがついていました。 ■1、「瀕死の双六問屋」双六問屋においでよと誘って、ためらっていると、それは普通の人がすること。きみは普通なんかじゃない、きみは普通にはみえない僕には、きみは特別さ、世界でただ1人の人という内容。 ■2、「遠いシナリオ」僕がアパートに住み、きみと恋におちる「シナリオ」がNGになってしまい、外は自分の心を代弁するかのように冷たい雨が降り続ける夜、逢いたい人がいる、伝えたいことがあるという切迫した気持ちを歌った内容。 ■3、「フリーター」イントロで口笛が聴こえる牧歌的なアレンジ。いつも夢を見ているので、就職するほどヒマじゃないと、清志郎らしい人をくったかのような歌詞。現実の生活も大切なのはわかっている、死んだら夢も見られない。その夢が「彼女とエクスタシー」ってとこがまた清志郎らしい(笑)そして、リストラの嵐、再就職もままならない現在からみれば「夢をみる」事がどれだけ困難なことか教えてくれる歌のようにも思えました。 ■4、「瀕死の双六問屋〜エンディングテーマ〜」瀕死の双六問屋においでよ、一緒に踊ろうよ今夜と誘いかけてくる歌。エンディングテーマなので、1よりも歌詞も曲もショートヴァージョンです。 大事な「文庫版あとがき」あり 2009年6月に重版されました。 単行本の方にはCDが付いていたので、文庫版では物足りないと思っている方も いらっしゃると思います。 でも、この文庫版には完全復活に向かって闘病中であった清志郎さんのとても大事な、 そしてとても彼らしい「あとがき」があります。 ずっと活動を見守ってきたファンの方、それと最近彼の生き様に興味を持たれた方、 この「あとがき」のために買っても損はしないと思います。 やさしい人 忌野清志郎さんが亡くなってからあわててレビューを書くなんて、全く清志郎さんに呆れられそうです。 この本は清志郎さんがTV brosに連載していたものをまとめたもので、彼の社会や商業音楽に対する怒りや呆れている様に愛を感じます。彼の音楽はほんの少ししか聴いたことはないのですが、この本が新刊で販売されていた2000年当時、衝動買いをして、今も大切に枕もとに置いてチビチビ読み返しています。 音楽でその素晴らしい才能が認められていますが、ユーモアやセンチメンタル、ひねくれのある文章表現は読み物としてとても面白く、すぐれた表現者はその才能があらゆるところでキラキラ輝くものなんだろうと感じます。 この本はオマケのCDまで入っています。『瀕死の双六問屋のテーマ』『遠いシナリオ』 『フリーター・ソング』『瀕死の双六問屋 エンディング・テーマ』の4曲も!オマケというと彼に失礼ですが、一生懸命作った彼の温かい曲がなんとも微笑ましいです。彼のイラストや4コママンガも入っていて、ファンの方でお持ちでない人にはぜひぜひお勧めです。中古で買う際はCDがちゃんとついているかどうか確認したほうがいいと思います。 発禁のCDの話なんかについても書いています。清志郎さんを慕う方には強力にお勧めできます。 一つ一つの言葉に責任を持っている清志郎 この人は適当にものを発言しないんだな〜 本当にすごい。 ふざけているような文面でも言いたいことは本質を突いている。 それをずっと続けているのは本当にすごい。 この本のどのエッセイも、宝物だ。 |
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