|
メニュー カテゴリ |
終末のフール (集英社文庫)
ジャンル: 文庫 ISBN: 4087464431 レーベル: 集英社 メーカー: 集英社 ページ数: 384 発売日: 2009-06-26 出版社: 集英社 スタジオ: 集英社 この商品を買った人はこんな商品も買っています
関連するかもしれない商品(楽天市場) 読み込み中...
レビュー カスタマーレビュー 終末を生きぬくこと 後書で伊坂幸太郎は書いています。 小説なのだから、現実にはあり得ないことが起こってもいいじゃないか、楽しいじゃないか・・と。 そうです。小説なんだから、いろいろ頭に思い描いて楽しくなるじゃないですか。 終末を生きる人々、泣き叫ぶ人、嘆く人、復讐しようとする人、娘と和解する人、人生をやり直す人、新たな命を生みだす人、限られた時をみんな精いっぱい生きようとする感動作です。 そしてこれはフィッシュストーリーに繋がるのでしょうか? 生きるために生きる あと三年で世界が終わるという設定下での とある団地を描いたオムニバス小説。 世界の終末発表直後の狂騒状態が落ち着き、 それなりに調和した社会で日常を暮らす住人の話です。 世界の滅亡という突飛な設定下なのに、登場人物は戦う ヒーローでも、救世に奔走する指導者、科学者でもなく、 どこにでも居そうな一般人。 テーマは親子や夫婦など。 あえて、この組み合わせで、作者は何を描きたかったのだろうか・・? ごく一部の偉人やカリスマを除き、人生で大儀を なさしめたり、歴史に名を残す人は少ない。 では、どこにでも居そうな自分は何のためにうまれたのか? 人は何のために生きているのか? 死を前にした時、自分は何を考えるのだろうか? 誰もが一度は考えるのでは無いでしょうか。 作者の結論は、人は生きるために生きる・・・?なのかな?? 世界が終わろうと、隕石が降ろうと、髪は伸びる という作中の一文が印象的でした。 考えさせられる一冊。 でも、我が身に置き換えられる切迫感は無かった。 だけど、何故か頭に残る一文がちりばめられていた。 評価が難しい>< どのように生き抜くのか 8年後に小惑星が地球に衝突して人類が滅亡すると 発表されて5年後の世界。仙台郊外ヒルズタウンの 住人たちがいかにその時を過ごしていくか。 同じ舞台を背景として、相互に絡まりあった 8話からなる短編集。 最近、伊坂幸太郎って名前をよく聞くよなと 思いながらも読んだことがなかったので、 昨年夏に帰った時に文庫化されて平積みに なっていたので買った一冊。 子供の頃は、1999年の六の月に恐怖の大王が 降りてくるというノストラダムスの大予言をかすかに 信じながら、社会に出たらすぐに地球は滅びるんだったら、 貯金なんてしたって無駄だよなと思ってた。 ただの無駄遣いのいいわけだったりもしましたが。 おととし流行ったジュセリーノの予言も半信半疑で 聞いていました。 今、実際に8年後に人類が滅亡すると言われたら、 俺はどんな行動をとるんだろうと思いながら読んでました。 自分が最後になっても生き抜いてやると思いましたが、 果たしてどうなりますか。 少なくとも自暴自棄になって、無駄死にだけはしたくないと 思います。どうせ、人は誰もが死ぬまで生きるんです。 その時までは楽しく生きたいですよね。 http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2010-01-19 地球が滅亡するとしても、しないとしても 小説には2種類があると思う。 読み始めたら止まらず最後まで一気に読みたくなる本と、少しずつ内容を噛みしめながらゆっくり読み進む本。 私の場合、この本は後者。 短編ひとつひとつの世界に引き込まれながら、1編1編を大切に読んだ。 読む前は、この文庫本の帯にも後ろにも書いてある、「あと3年で小惑星が衝突し地球が滅亡する」というあらすじが どう進展するのかが一番の興味だった。 でも実際には、本の中には小惑星の動向などまったく書かれていない。 それを期待している方にとっては、どこまで読んでもつまらないだろう。 この本に描かれているのは、人間としての「生き方」だから。 小説の中に出てくるボクサー苗場さんの言葉。 「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」 「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」 私はこの言葉がとても心に残った。 たとえ今、隕石も飛んでこず身体の不安がなかったとしても、1日24時間の価値は 小説の登場人物と、現実世界の自分の間で、なにも違いはないはずだ。 だとしたら私たちは、淡々と、毎日をなんとなくやり過ごしてよいのか。 文庫本解説にある、「人生、いかに生きるか。」という言葉。この1文がこの本すべてを表現していると思う。 読んでおいて良かった! くすぶっているときは、苗場さんの言葉を思い出そう。 設定はあくまでもスパイス 世界の終わりを克明に描いたSF小説と言うよりは、ある種の決断が迫られた人々の話だと言った方がいいだろう。 良くも悪くも肩透かしとでもいうのだろうか、絶対浮気の宣告だろうとか修羅場が来るだろうとかそういう場面が来ると見せかけて実際には優しい結末となる。 個人的には不幸自慢の様な小説は好きではなく、こういった優しい小説の方が好みではあるが、流石に波風が殆ど立たないと物語として成り立たない気がする。 ただ設定自体が面白い事でかさ上げされて見れる小説になったといったところだろうか。 面白くない訳ではないし、安心して見れるのも確かだが名作かどうかと聞かれるとそこまでではないかなと。 |
タグ |
| ショッピングサイトメタ検索(横断検索) |